台風による雨漏りの原因!

2019年10月20日

台風19号の接近による強風で雨漏りが発生した、おしお家ですが何が原因だったのか記載しておきたいと思います。

幸い私たちの住む地域は、台風の進路から外れていたこともあり、大きな被害も無く台風が通過していきました。
ですが、建築中のおしお家は、吹き付ける北風と豪雨のコンボにより、雨漏りが生じる事態に・・・

あずき

作業が進んでいく途中の事でした。
原因はわかったので出来上がりには雨漏りはしない事がわかり安心しました。
起きた事には原因があり、しっかりと的を得た対応をしてもらう事に力を入れましょう。慌てない。慌てない。
この台風は、泣きそうでしたが出来上がった家は大丈夫です。

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雨の侵入箇所

まず、雨が侵入したのはすべて北側で、2階の窓が特に酷かった感じでした。
当日は10メータ前後の北風で、おしお家の北側には風を遮るものが無いため、窓枠から雨漏りが発生したのかと思っていましたが、どうやら原因は屋根の通気層部分のようです。

おしお家は、南向きの片流れ屋根で、北側には軒の出がありません。
また、現状外壁は通気胴縁の貼り付けまで終わっていますが、外壁材や通気見切りが付いていない状態です。

ちなみに、通気見切りは下記のハウゼコさんの物を採用しており、下記の製品が取り付けられる予定です。

現状この部分は通気層がポッカリ口を開けている状態となっているため、風によって雨が吹き上げられ、通気層に侵入した雨水が間柱等の隙間を通って、サッシの枠に到達し、サッシ上部から滴り落ちてきた様です

片流れ屋根の頭頂部や側面からの雨漏りリスクが高いことは承知していましたが、いきなりこの様な事態を経験する事になるとは・・・
通気見切りも含めて、外壁がすべて完成すれば問題無いとは思いますが、なんとなく気になりますよね。

雨漏り時の状態

実際に雨漏りの際の状態を撮影してみました。

通常の写真は以前の記事に貼ってありますので、そちらを見てい頂くとして、今回は赤外線画像をご覧ください。

いずれも、当日撮影したものですが、窓枠ではなくその上にある貫の上部に雨が染みたあとがあります。
ちなみに、断熱材の性能が良いのか、雨水が木材に染み込むか、内壁表面に出てこないと赤外線カメラでは捉えられませんでした。

おしお家で使っている赤外線カメラは、スマホに取り付ける簡易タイプですが、工務店さんのプロ用の器材でも見え方はあまり変わりませんでしたので、断熱材の裏側の状態は不明です。防水透湿シート側から上手く水分を排出して乾いてくれると良いのですが・・・

台風通過後

台風通過後は、風が少し弱くなってくると、雨水の侵入は無くなりましたが、最接近中の3~4時間程度の間、雨漏りが続きました。

その後、何度か強い雨の日もありましたが、今の所雨漏りはありません。
外壁の状態は現在も変わっていないので、風が強い日の雨だとまた同じ状況になると思います。

もすぐ外壁の施工が始まる様なので、それまでは強風+雨は遠慮したいところです。