配管の隙間からやってくるシロアリへの対策!

2019年9月23日

基礎断熱でベタ基礎の場合、基礎の打継部、玄関土間、配管部分からのシロアリ侵入が気になりますよね。

先日現場を見にったら、配管部分の防蟻処理がされいました。
できれば「ターミメッシュ」による施工が希望だったんですが、取り扱い可能な業者が限れれるようで、我が家の場合「アリダンクリスタル」にて施工を行いました。

施工自体は、砕いたガラスみたいな物を専用の薬品で固めるような感じです。

こちらは、アリダンクリスタル本体
結構、荒い破片が入ってます。(中身の写真を取っておけば良かった・・・)

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こちらが硬化剤、中身は乳白色の液体で粘度は無く、100均で売っているスプレーボトルで施工できます。

施工自体は、極めて簡単で、アリダンクリスタル配管部分に盛り、あとは硬化剤を吹きかけるだけです。塗布量はメータ当たり50gですが・・・正直適量がよくわからないですよね。
ちなみに、吹き付けた部分を触るとやたらネバネバしています。クリスタルの表面が溶けて固まる感じなのかな?そしてこのネバネバ洗っても取れません・・・自身で施工される方にはゴム手袋の着用をオススメします!

アリダンクリスタルの施工資料はこちら
https://www.fukuvi.co.jp/application/files/5615/5114/9065/nonkemiaridan-sekou.pdf

こんな感じで施工完了。

硬化にどれだけ掛かるか書いてないので、翌日改めて確認したところ、大体固まっている感じでした。ただ、軽く踏んでみると薄いガラスを踏んでる感じでパキパキとで崩れるような・・・
専用のアングル材は使用しなかったので、念の為、部材と硬化剤を追加して大盛りな感じで施工してもらいました。

アリダンクリスタル施工完了の図
ちなみに施工前はこんな感じになってます。

こんな感じで、基礎側面に抜ける配管以外は全て施工しました。
でも、0.6mmの隙間があれば入ってこられるシロアリを本当に防げるのだろうか・・・

あと、アリダンクリスタル自体の割れや崩れが生じることもあるのか、10年点検時にアリダンクリスタルの施工部分も確認するように記載があります。

が、、、おしお家の場合、施工部分は現場吹付けタイプの断熱材で覆ってしまうので、点検不能なんですよね。
そもそもシロアリの侵入を点検出来ないので、可能な範囲で追加の防蟻処理を行っているのですが、ちょっと微妙だったかなぁ。クラックについては基礎自体に生じる可能性もあるので、切りがないですけどね。